課題曲講習会 ~ 静岡の「イ」は広かった ~

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7/17(日)に課題曲講習会が焼津市立大井川公民館でありました。講師の先生は、福島県立安積女子高校、福島女子高校、郡山高校を全て金賞へ導いた福島のスーパー合唱指揮者の菅野正美先生!コンクールでは必ずお見かけしますが、直接指導を受けるのは実は初めて^o^見て頂いた曲はG3の「むらさきの」。指摘されたことを以下にまとめました。
◆1〜12小節目
・1〜2小節目のソプラノはpだけど、もう少し声を出しても大丈夫。
・3小節目の三善アクセントはしっかり決めること。
・男声は、5〜9小節目の不協和音を感じながら歌うように。
◆13〜28小節目
・15小節目のCdurをしっかり決めること。
・23、25小節目な「lu, lu, lu...」は、1回目は語りかけるように、2回目は時間の経過を感じさせ、1回目との違いを大きく見せるように。
・28小節目のrit.は指揮者をしっかり見て合わせて29小節目へ入るように。
◆29〜40小節目
・29小節目からの「そこはむらさきいろの〜♫」は昔の情景を表現し、萎縮しない歌い方で。
・34小節目のアルト、男声は36小節目へ向かってクレシェンドをしっかりつけ、ソプラノをサポートすること。
ソプラノはもっとのびのびと歌うように。
◆41〜49小節目
・41小節目からの男声が主役の「はりつめた〜♫」と「やわらかいうたごえ〜♫」は、歌詞の意味に合わせて歌うように。
・48小節目の三善アクセントはやわらかいアクセントで。(これは菅野先生の好みかな)
◆50〜65小節目
・50小節目からの男声の「lu, lu, lu...」は、テノールはベースに乗っかる感じで歌うように。
・54小節目からの男声はぶつかり(不協和音)を意識し、不安感を表現するハーモニーを作る。
・60小節目からの「ささのはぶねは〜♫」は再び昔の情景を表現し、「きょうしゅうの〜♫」は幸せを感じさせ、最後の「いえ〜♫」は懐かしさを表現すること。

色々と言われましたが、やっぱり表現力がなさすぎるのかな^^;
まぁ、これを機に勉強して、磨きをかけていきたいと思います。
最後に、菅野先生が、静岡の合唱団の共通点を仰っていました。それは「イ」母音が広いということ。横開きになってしまい、縦の響きになっていないということですかね>_<
「イ」母音だけでなく、「エ」母音も響かせるのが難しいので、ここはマスターして、癖を付けていくしかないですね。
コンクールまであと少し、それまでに何とかしましょう!
   (まーさ)


第28回定期演奏会にご来場ありがとうございました!

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どうもこんにちは!川井弘子先生についての記事に続き、今回再びブログを書くことになりましたトシです。

6月18日に「第28回浜松合唱団定期演奏会」が開催されまして、新入団員の私なりの視点から、感想をお伝えしたいと思います!

まず、当日、私たちの演奏会を聞いてくださったお客様のうちで、今このブログを見てくださっている方に、「ありがとうございました!」の気持ちを伝えさせてください!
お集まりいただき、本当にありがとうございました!

当日は、どのくらいお客様が入ってくださるのかとても心配していたのですが、たくさんの方に集まっていただき、大変嬉しかったです!

半年以上練習してきた曲達を披露させていただける場というのは、僕の合唱人生で初めてのことでした。
ですので、自分の大好きな曲をたくさんの方々に聞いていただける場があるというだけで、大変嬉しかったです。

ステージの上では、とにかく私たちの合唱で曲の良さを伝えたく、一生懸命、曲に入れ込んで歌いました。
曲に入れ込んだことと、さらには「お客様の中に、良い歌だな、と共感してくださっている方がたくさんいらっしゃるのかな」と思うと、感激で泣いてしまった曲もいくつかありました。(^_^;)

曲としては、オープニングとアンコールで演奏した曲が、特に浜松合唱団らしさが溢れていて、お気に入りです。
この曲で始まり、この曲で終われるというのが、なんとも楽しくて、気持ち良い曲でした。
どちらの曲も、私達だけでなく、聞いてくださっている方々も、きっと楽しい気持ちになってくださっているだろうなと思うと、大変嬉しくて、皆さんに披露できて、とても良かったなと思います。

それ以外の曲目としては、今回の定期演奏会は全4ステージ。
ルネサンス2曲に始まり、日本の唱歌、そしてドイツ・ロマン派と続き、寺山修司 作詞、信長貴富先生 作曲の組曲「思い出すために」でステージは締めくくられました。
これらのステージは、音符が読めないところから練習を始めた僕としては、曲数が多く、暗譜するのも大変で、さらには色々な音楽的理解が必要な曲も多く、なんとか本番までに身につけることができたというのが本音です。
ですが、そんなところから付き合ってきた曲達ですから、また一方では、これからの合唱人生で大切な曲達になったなというのが、一番の感想です!

ただ、僕はまだ技術的なことへの感性が鋭くなく、「ここはこうしたかった」、「ここは失敗だった」と技術的な反省点を、うまく見出すことができないのは殘念に思っています。
ですが,一方で、今回の定期演奏会を経て、今回歌わせていただいた曲は一層好きになりましたし、また、ステージに立って、私の好きな曲達を演奏することは,なによりの合唱の楽しさだと,改めて感じることができました!


今回聞いてくださった方々で、合唱未経験だけれど、とても楽しかった!という方がいらっしゃれば、ぜひ浜松合唱団への体験入団お待ちしております!
合唱は聞くよりも、実際に歌った方が、曲もより好きになることができますし、楽しいと思っています!

今回も僕含め、3人の新入団員(内2人合唱未経験)のメンバーがステージに立ちました。
周りの方々は、大変上手な方ばかりですが、いつも優しく教えていただき、分からなければ気兼ねなく質問もできる、浜松合唱団はとても良い環境です。

また、せっかく入ってくださるなら、来年の定期演奏会に向けては、今年の定期演奏会が終わった今がチャンスですよ!
9月頃までに入団してくだされば、来年の定期演奏会の曲の、音取りの段階から練習に参加できると思います。(僕の昨年の体験談です(^_^))
不安なからは、まずはメールからでもよろしいと思います。(これも僕の体験談です(^_^;))
ぜひ気兼ねなく、いつでも見学をお待ちしております!

それでは、また来年の定期演奏会でもお会いしましょう!

「それじゃまた!ノ」

(トシ)


第28回浜松合唱団定期演奏会のご案内

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☆2016年6月18日(土)に第28回浜松合唱団定期演奏会を開催します☆

チケット好評発売中です!チラシに掲載されたチケット取扱センター、もしくは、お近くの団員までお気軽にお問い合わせください。(入場料1000円:全席自由)

今回は全4ステージ、馴染みのある日本語曲からドイツ語、ラテン語曲まで披露させていただきます。
15~16世紀のヨーロッパでつくられたルネサンス時代の宗教曲。19世紀のヨーロッパを中心とするロマン派音楽。どの作品も「あぁ、イエスよ。」と人々が祈る姿が浮かんでくるような、神秘的で美しい曲です。孤独や愛が歌われた「思い出すために」は聞いてくださるお客様の数だけ、何通りにも響くものがあるのかもしれません。時代を超え、言語を超え、幅広い音楽を楽しんで聴いていただけたら幸いです。

現在毎週水曜の夜を中心に、楽しく真剣に練習に取り組んでおります。
合唱経験者はもちろん大歓迎(^^♪ 普段合唱に馴染みのない方も、この機会にぜひ足を運んで合唱に触れてみてください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。


Kei


第28回浜松合唱団定期演奏会

 日時:2016年6月18(土)
     14:00開場 / 14:30開演
 会場:アクトシティ浜松 中ホール

 指揮:岸信介、玉川昌幸
 ピアノ:戸塚勢津子


◇第Ⅰステージ 【ルネサンスのしらべ】
 パレストリーナ、ウィリアム・バードの作品

◇第Ⅱステージ 【Furusato 故郷 〜日本の歌による5つの合唱曲】
 おぼろ月夜、砂山 ほか           (Bob Chilcott 編曲) 

◇第Ⅲステージ 【ドイツ・ロマン派 祈りのうた】
 メンデルスゾーン、ブルックナー、ラインベルガーの作品

◇第Ⅳステージ 【寺山修司の詩による6つのうた「思い出すために」】
               (寺山修司 作詩 / 信長貴富 作曲)



合宿を行いました!

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こんにちは!昨年10月に入団した新米団員のワカです(^ν^)
4月23日24日の2日間、県立森林公園森の家にて、定期演奏会に向けて1泊2日の合宿練習を行いました。

山の上の方にある開放感あふれる練習会場でいつもとは違う気分で歌うことができました(ウグイスも鳴いていました!)。一通り定演の曲を練習し、2日目の午前は少人数でのアンサンブル練習など普段では時間の取れない細かい部分なども意識して練習しました。

私は特に、アンサンブル練習での他のパートの動きや歌い方、音があわさったハーモニーなどの練習が、普段自分が意識すべきところが細かく分かってためになりました

もちろん練習以外にも、食事の時間や夜にあまり話したことのない団員と話をしたり、朝は山の中を散歩したりとたくさん楽しめました♪
6月18日の第28回定期演奏会では、ロマン派から信長貴富先生作曲の組曲まで、様々なジャンルの曲をお聴かせいたします。

是非お誘い合わせの上、ご来場お待ちしています!

(ワカ)
少人数アンサンブル練習の様子↓

浜松交響楽団 第80回定期演奏に出演しました!

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3月6日(日)に浜松交響楽団の40周年記念 第80回定期演奏会に出演いたしました。
浜響さんとのご縁もあり、記念すべき演奏会にご一緒できたことは大変光栄であり心から感謝申し上げます。

さて、私たちはオーケストラと一緒に「ふたつ」の浜松市歌を演奏させていただきました。

ひとつは、現在は歌われていない市歌です。私は今回初めて昔の浜松市歌を歌いましたが、作歌は有名な文豪の森鴎外さんでとても驚きました。
この曲からは「誇り高き浜松!」というメッセージがひしひしと伝わってきます。歌い手である私たちは浜松に対する愛着や浜松市民である気高さをどう表現するかに悩まされましたが、高らかに歌い上げることができたと思います。

もうひとつは現在の市歌です。林望さん作詞、伊藤康英さん作曲のキラキラした浜松をギュッと詰め込んだ素敵な曲です。普段はピアノ伴奏で歌う曲ですが、オーケストラとともに歌うと一層気持ちが高まりますね。
この高ぶった気持ちを輝く笑顔で歌いきることができたのではないでしょうか。

今後は私たちの演奏会に向けた練習を積んでいきます。
浜松合唱団の魅力をすべてお伝えするためにこれからの練習に励んでいきたいと思います。
(こはし)

川井弘子先生をお招きしてボイストレーニングを開催しました!

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初めまして!昨年9月に浜松合唱団に入団したトシです。

2月11日(木・祝日)に、ソプラノの川井弘子先生(HP)をお招きして、
ボイストレーニングを開催しました!
今回は、その時の様子と私の感想をお伝えしたいと思います。

川井先生は、「うまく歌える「からだ」の使い方」という本を出版されていて、
今回のボイストレーニングでも、特に、歌う時の体の使い方について、ご指導いただきました。

レッスンは、各団員が、発声についての悩みを川井先生に質問して、
川井先生がそれに答えていくという流れで、和気あいあいと進んでいきました。

川井先生の教えてくださる体に関する知識や、歌う時の体の感覚をつかむためのストレッチは、
どれも発声に対して効果てきめんで、私は声がよく出るようになっていくことで歌うことが楽しくなり、
また、レッスンが進むにつれて、私達の作る合唱自体もどんどん良くなっていくのを感じました!

ですが、発声についての指導以上に、レッスン全体を通して、
川井先生が私達に伝えたかったことを、個人的にまとめると、

「『よい発声、良い声』について悩むのは、体の使い方を学び、体の感覚を掴むことで、
自然と良くなっていくから、これで終いにしましょう。
その前に、曲の中でよい発声をするためには、曲への理解の深さ(暗譜、表現のイメージ、和声への理解の深さetc..)
がないと、体はよい発声のための準備ができないので、良い声は出せません。息も当然苦しくなります。
だから、声の悩みばかりにとらわれすぎないで!
各々曲への準備を先にしっかりして、歌う時には、自信をもって音楽を楽しむことが良い発声の秘訣です!」

ということなのだと思いました。(間違っていたら、川井先生すいません・・。)

自分は、合唱歴=音楽歴=6カ月のペーペーです。
ようやく楽譜があらかた読めるようになって、一人での音取りもなんとか出来るようになったくらいで、
発声練習では気持ちよく声が出せても、曲になると、横に同じパートの人がいないと、声も出せない状況です。
これを今まで、自分の発声の仕方や呼吸の問題だと捉えていました・・。
ですが、それは違って、自分の音楽的な理解の浅さからくるものなんだと気づかされました。

なので、これからは一人でも自信を持って歌えるようになることを目標に、
まずは暗譜と曲のイメージを掴むところから、和声などの勉強もできるところから頑張っていきたいです!

(ボイトレでは椅子をぶんぶん振り回したりもしました↓)


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浜松合唱団では、性別・年齢・経験問わず、いつでもどなたでも、入団を歓迎いたします!
自分はどのパートを担当する音域なのか見当がつかない、楽譜も読めないからと言って、物怖じする必要はありません!
(自分も、見学時はそうでしたので・・・笑)
皆さん優しく支えてくださるので、合唱が好き、合唱がしたいという気持ちさえあれば、
一からでものびのびと歌えて、ぐんぐん上手になって、そして合唱の楽しさをたくさん教えてもらえる環境だと思います。

一緒に楽しく合唱しませんか?

詳しくは、↓こちらを見てくださいね。
団員募集中!

いつでもお待ちしております。

(トシ)



第70回関東合唱コンクール 銅賞

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10月4日に茨城県水戸市の茨城県立県民文化センターで行われた第70回関東合唱コンクールに出演してきました。
当日は日なたでは汗ばむほどの陽気に秋風が心地よい素敵な日曜日でした。(私たちの出番にはすっかり日が暮れて寒いほどでしたが(-_-;)...)

結果は一般・混声の部9団体中8位の銅賞でした。ロマン派の名曲に挑戦し、最後までその発声とドイツ語の発語に苦戦したコンクールだったので「やっぱりか...」と思いつつも、がっくり;つД`)

若くてエネルギッシュな団体の活躍が目立つ中で、私たちはどのような演奏を目指すべきなのか、改めて考えさせられるコンクールとなりました。
今回得た経験や課題を今後の活動に活かし、来年の定期演奏会やコンクールでより良い演奏を披露できるように、これからも頑張っていきます(^_^)/

(こあら)